? 緑の世界 1  マツシマススム




緑の世界 1



※作品は左から右に並べて展示しておりますので、
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右にスライドさせてご覧ください。



         


004 (1)    湖岸の樹 siga
1992年 写真集「琵琶湖私景」で発表、京阪百貨店(守口駅)7Fギャラリーで大人気だった。
私は1980〜2000年迄ライブラリーを個人で販売、広告で色々な所から採用、私のドル箱作品
日本カメラグラビア1993年1月号6作品(6ページ)当時 梶原高男編集長だった。


004 (2)    田園の風 siga
琵琶湖の畔は田園地帯が多い、風が強い日だった。多分10mは超えていた、緑を強調する
ためにTタイプ(タングステン)を使用、アマテラス(日本芸術出版社)で発表、編集人の守屋さんが
良い作品だから見開き2ページで取上げて頂いた。 他コダックでも採用。


004 (3)    秋の日 siga
湖畔は自然がいっぱい、トンボ・昆虫類は琵琶湖には多い。 1986年撮影


004 (4)    湖畔のアサガオ siga
写真教室は1986年頃から、千里よみうり文化センターが最初、合せて撮影ツアーも・・・
恐らく現在では関西で一番古い方だと思う。会員の橋本キヨ子さんが富士フォトコンテストで
優秀賞に・・・ペンタックスのソフトレンズを教えていた。


004 (5)    川の中 siga
琵琶湖に注ぐ川も数多くあるが、琵琶湖から出る川は一つだけ(瀬田川)である。水草も川の
浄化を助け、魚や昆虫等の生き物の住処となる為大変重要なのです。
琵琶湖に入る川は100を超えると聞く。


004 (6)    浮草 siga
川に注ぐ所には葦や水草の自然があって、蛍も多かったと聞くが・・・農薬が使用されて
生き物達も数少なくなった。


004 (7)    光の中 siga
琵琶湖の浅瀬では時折、魚たちを見ることも・・・イトモロコ(コイ科)・ホンモロコ・ワカサギ・アユ・イワナ・
ニジマス・ビワマス・アマゴ。琵琶湖の周囲には大小合せて1000種を超える動産淡水魚のおよそ
3分の1にあたる50種以上の淡水魚がいると聞く。


004 (8)    今津 siga
高島市今津の平池に自然の野生花(カキツバタ)が咲く名所がある、その途中ひっそりと夏の花を
川のほとりで見かけた。 「琵琶湖逍遥」写真集で発表。


004 (9)    カキツバタ siga
1974年頃、写友の森成雄氏とマキノ山を車で走っていた。山道は舗装もされて無く、デコボコの
荒れた林道を回っていると林の向こうに紫のカキツバタが見えた、山の湿原に咲く美しい
カキツバタに感動したのだった。


004 (10)    梅花藻(バイカモ) siga
滋賀県米原市 地蔵川で夏(7月〜8月)見られる。冷涼で流れのある清流中に生息する。
琵琶湖のほとりの川で数ヶ所見られる。


004 (11)    蓮 siga
夏の花の代表、蓮は私もアマチュア時代から良く撮影、好きな花であった。台風後の雨日を狙って
水滴を利用、カルチャーやクラブの人達共必ず毎年何処かへ出かける。


004 (12)    蓮 fukui nannjyou
撮影ツアーで福井・南条に出かけた、関西の名所や穴場は全部制覇している。18才から写真に入り
(2016年現在) 52年、来る日も来る日も写真三昧、毎日写真に明け暮れ、撮影も年100日は続けている。
マイたうんツアーの参加者、高山昭江さんがキャノンコンテスト(3枚組)でグランプリ受賞、その3枚の1枚・・・
ただしこの画角と同じような物、これは私の作品です。


004 (13)    蓮 fukui nannjyou
南条は蓮の名所、7月中旬から下旬。キャノンフォトコンテスト3枚の中の1枚、組写真も会員に教えていた。
ホームページに出てくる入選とは作品は私の作品です・・・ただし皆さんとの作品とは微妙に違います、あくまで
イメージです


004 (14)    前ボケ技法 siga
大津市の寺にて(1969年)簾と蓮、レンズの前に蓮の葉を利用して、ボケでプラスαテクニックを利用。
私はアマチュア時代モデル撮影会(ポートレート)でも応用して、殆ど入選した、その頃は余り知っている人は
少なく、審査員にも「オドロキ」を提供するのも一つのアイデア。


004 (15)    大阪府知事賞
1980〜1990年代は地元のアマチュア写真家に個人指導をしていた、個人レッスンですから1名〜4名迄、1日朝から夜まで参加した方、50名位はいたと思う。
当時「ニシリク」の重役だった、田嶋永之助さん(大阪倶楽部写真部)に在籍していた。初代会長は長谷恭介さん、撮影会の講師として数回指導した、
田嶋さんは大阪守口市で知事賞を受賞。審査委員長は日本で有名な花火の写真家「田中幸太郎」氏、作品を強く支持、私も審査員の一人、全員一致で知事賞になった。


004 (16)    蓮の大作 siga yogo Leke
1975年頃お互い好きだった琵琶湖に森成雄氏と余呉湖に・・・当時蓮池がほとりにあって毎年蓮を被写体にしていた。
マミヤ(マミヤ精機)は中型カメラ(6×6・6×4.5・6×7・6×9)を主に生産して、中型はマミヤとペンタックスの2分けだった。
私も1964年、大阪の写真学校入学時に父からマミヤ6×6を買って貰った思い出が・・・森さんはマミヤフォトコンテストに応募、
金賞(最高賞)に、審査員は当時人気の秋山庄太郎氏だった。


004 (17)    リングボケ siga
1970年頃〜2000年迄、ニコンのレフレックスを使用していた。最初は鳥の撮影が主で軽くて手頃、価格も安く結構人気で
回りの人達も使用していた、たまに花や風景にも・・・後方のボケがリングでボケるので写真の効果があり脇役として良かった。


004 (18)    雨日 siga
蓮は毎年撮り続けている、琵琶湖にも数ヶ所あるし私はツアーや教室も主催しているので、花は殆どのアマチュアの方は
大好きだから外せない、私も蓮は大好きです。雨の日撮影、周りの人達から私の事を雨男と呼ばれる事も?(雨は効果あり)


004 (19)    湖北の蓮 siga
奥琵琶湖スポーツの森の横の蓮池、この池は当時あまり知られなくて、私はツアーで1970〜1980年代良く利用していた。
近年だんだん知られ、それは1988年頃道路が開通して(さざなみ街道)自然に見える様になり、カメラマンには殆ど
知られている。私は1970年頃から秘かに撮っていたが・・・上部が暗いのはハーフNDを使用した。


004 (20)    名所守山 siga
守山市の蓮も私の秘密の場所だったが、琵琶湖博物館や水生の森が出来て一般的になった。それ迄この蓮池への
道は釣り人専用の道だった、森の荒れた地だった。私は琵琶湖をテーマに、まず湖畔を知る目的で回って知った。
白鷺を背景に・・・1993年頃 船をチャーターした事も・・・


004 (21)    トンボと蓮 siga
写真教室やツアーで毎年守山の蓮は撮影、モデル・子供・時にはアヒル・犬等のモデル迄、考えられる工夫はしていた。
トンボは誰でも簡単に撮影出来る、素晴らしい蓮池。


004 (22)    田園 siga
撮影1968年 古い作品だが、かなり自分では好きな作品。それはアナログ時代 蝶が田園の中を舞っていた、
シャッター押しても中々ファインダーに入らず、ピント合わせも難しかった時代。デジタルになって蝶の撮影も簡単になった。


004 (23)    カマキリ siga
琵琶湖畔を歩くと色々な被写体が見つかる。そんなに昆虫は好きではなく、野鳥は大好き、マクロ撮影もするけど・・・
好きな方ではない(カマキリは不気味だった)。


004 (24)    富士コン金賞 スタジオ
1980年代お客さんはプロが店を開きDP店をしていると、写真好きの人が集まってくる。
地元で「写団寝屋川」を20年開催、現在も相変わらず写真好きの方が出入りしている、また写真教室も店内で開いている。
釘貴さんもお客さんで色々と私の写真の手伝いをしていた。(富士コンネイチャー作品部門で金賞)


004 (25)    ゲンジ蛍 siga 近江長浜・天野川近く
1978年 太陽賞受賞後色々な写真撮影にチャレンジしていた、そんな折、天野川が蛍を守り大切にしていると聞き、
役場に行き担当の西堀さんと親しくなった、私に穴場を紹介して頂いた、西堀さんは現在は退職されている。
思い出の中に強く印象に残っている。


004 (26)    夏の日 siga
撮影は1976年 余呉湖の奥菅並地区で撮影、ヘビは大嫌いです・・・が、写真は別で眼の前で見たらシャッターを
押したくなる。ニコンサロン1978年個展の時、角尾栄治氏(二科会会員)が作品を見て・・・作品を見るのが辛い
外してくれと言われた、その言葉も忘れられない。


004 (27)    秋の日 siga
この作品も古く日本カメラ別冊で豊能のコスモス、撮影ガイドに使用。また店の営業用のハガキにも使用、
一般的に広く人気の作品だった。


004 (28)    野鳥
写友 森さんに案内して頂いた、彼は野鳥が専門、現在でも野鳥を追い続けている。
1974年撮影、当時はネットも無く野鳥の会の本が唯一の情報だった。


004 (29)    トビの雛 siga
撮影は1976年 40年前、琵琶湖のほとりは野鳥の宝庫、色々な野鳥に出会った。学研の鳥シリーズや
芥川賞作家「加藤幸子」さんの本の中でも採用された。(1984年 学研の初夏の鳥が表紙になった)
編集長は宮下さん。


004 (30)    緑の中 siga
田園の緑の中、車で走っていると、白く光る鳥は殆ど白鷺だ!!ツアーの皆さんは白鷺が気になるらしく皆さんに
シャッターを押してもらうが?作品になりにくい(1973年)。


004 (31)    田園の中 siga
私の場合、撮影はまず横位置、余裕があれば鳥が逃げずにいる時、最後は縦位置で撮影。基本、教室の皆さんにも
伝えているが!!人によって個性も有り、縦位置ばかり撮る人も・・・(1972年撮影)


004 (32)    彼岸花の頃 siga
秋口、9月中旬いっせいに彼岸花が田園にアクセントをつける、季節の写真チャンスだ(1979年)


004 (33)    アマサギ siga
遠く離れたインドから渡って来ると聞く、田植えの頃5月に「アマサギ」が渡って来る。 首元が茶色なので直ぐ分る。 (1979年)


004 (34)    三上山 siga
三上山(432mm)の事を地元の人は「近江富士」と呼ぶ、野州市にある湖南地区・湖西方面からも見えて、まさしく
富士の山に見える。作品は1972年頃、まだ湖岸の開発もされていない頃、草の中から白鷺が飛び出た。


004 (35)    西ノ湖 siga
近江八幡市の西ノ湖は私の中で良い被写体地としてベスト3、この作品は夏の日、葦の緑が多い頃一羽の野鳥に出会った。
(1973年頃撮影)


004 (36)    安曇川 siga
高島市安曇川も野鳥の宝庫、滋賀県の中でも大きく流域面積418.9平方キロ、野州川の次に長いと聞く。
日本海の海産物を運ぶ川として重要な歴史を持っている(1980年撮影)。


004 (37)    雨日 siga
私は自分でも雨男だと思っている。また雨は好きです、雪が一番・二番は霧・三番目が雨、雨は全く恐れない、
カメラも体が濡れても一向に構わぬ・・・自然だからと思っている。


004 (38)    四十八体仏 siga
高島市白髭神社の北の山中にある。花崗岩の阿弥陀如来の坐像、大小、高さ160cm前後、それぞれに表情があって
撮影しているが・・・あまり仏さまでは作品にならず?コンテストに入選する事は殆ど無い。 (1969年撮影)
1960年代〜1970年代は仏像の写真が多く発表されていた、特に土門拳・入江泰吉さんら。


004 (39)    雨のスイセン siga
びわ湖バレイ(TEL 077−592−1155)関西の花の名所、朝日カルチャーサロンの講師を約10年している。
琵琶湖を撮ろうで6年、近年関西地区と幅を広げて丹後・越前迄足を延ばしている。そのカルチャー教室やはり雨日。
(2011年 5月 朝日カルチャー実習で作画・レンズの前に雨傘を配した)


004 (40)    湖岸の樹 siga
1986年女性だけの写真クラブ「フタバ会」を主催、月に一度撮影会を実施、会員の鈴木あや子さんが
ニッコールコンテストで特選になった。私がアマチュア時代準特選が最高だったが?私より上位に・・・夏の日、湖岸の樹に
休む親、子供が水辺で遊ぶスナップ写真、私は後日、コダックの会報誌「コダックフォトカプセル」の表紙になった。


004 (41)    竹材 siga
竹が写っているので何だろうと思うかも知れないが?この竹材は琵琶湖名物エリ漁の材料だったが?
近年竹に変わりプラスチックに変化した。作品は珍しい作品となった。琵琶湖の魚も少なくなったのか?
漁も近年めっきり減った。 (1984年撮影)


004 (42)    東阿閉公民館 siga
朝日カルチャーサロン実習作品(2012年)上部にNDフイルターを使用。1978年太陽賞作品30枚組写真のトップに
公民館と伊吹山を500ミリのレフレックスで撮影、綺麗に撮影ができた。初雪の伊吹山からスタートしたのです、
太陽賞作品のページにありますのでご覧下さい。当時写真界の巨匠「渡辺義雄」先生が太陽賞の審査員だったが、
太陽賞での伊吹山と公民館は不用だと語っていた・・・この作品は朝日カルチャー実習作品、雲が山の下にあり風景として
まあまの作だと思う。


004 (43)    水車と帽子 siga
能登川の水車を夜、三脚使用、B(バルブ)でシャッターを開き帽子を投げ、その間にストロボ(フラッシュ)を
手で持ち、テスト発火した作品、夜の撮影テクニックです。


004 (44)    カキツバタ siga
高島市の平池、1970年代私は3日連続通ったがカメラマンには合わなかった。と云う事は誰も知ったカメラマンは
居なかったと思っている、ただし私は早朝3時から日の登る8時迄撮影していた、その後に来た人は知らない。
3年連続行き、3年目は早朝カメラマンが来て、私が中に入っていたら邪魔だと、その時私は初めてカメラマンと出会った。
(1975年 暗い中ストロボ撮影、長靴で一人で中に入り今ではマナー違反だが当時誰もいなくて自由に、色々な角度から撮影)
現在はロープが張られ中での撮影は禁止になっている・・・思い出


004 (45)    緑の葉 siga
グリーン一色でたまにこの様な被写体に出会うとシャッターを切る、自分で思うのだが?何でも屋のカメラマンかもしれない。
世間では琵琶湖で個展、写真集を出しているので「琵琶湖の写真家」と云うイメージだけど、意外と何でも作品にする。
私のホームページの作品をご覧になったら分ると思いますが・・・色々な作品です。


004 (46)    そば畑 siga
高島市のそば畑、ここも良く撮影会をした所、信州や北海道に比べるとスケールが違う。私はそばが好きです、
関西のそば店は殆ど行きました。特に合うのが西天満の「なにわ翁」と豊能の「そば切り蔦屋」 072−734−2774
必ず電話して行って下さい。


004 (47)    水連 siga
野州川の銅鐸博物館の園地の池で。どう様 朝日カルチャーの写真教室、会員の方がシニア(朝日新聞)コンテストで入選。
(2009年実習にて) TEL 077−587−4410


004 (48)    新緑の頃 siga
米原町醒井の帰り丹生川で撮影。同じアングルで鈴木淑子さんが朝日の風景コンテストで入選した。
彼女は2014年この世を去った。何事も全力で取り組みマルチ人間だと私は言っていた。
ラジオ大阪カルチャーにも12年在籍した。


004 (49)    春の湖畔 siga
湖西の名物になったノウルシ、4月中旬に咲く、湖岸道路が開通して世間に知られた。私がテーマにした頃、荒れた地で
藪に覆われていたが・・・近年多くの観光客も見られる(1990年撮影「琵琶湖逍遥」写真集に発表)


004 (50)    水草の中 siga
琵琶湖に注ぐ川(石田川)で撮影、上流に平池があり、今津(現高島市)にある。白鷺が川の中で良く見られたが?
開発が進むに付け自然さが消えて行く。 (1969年撮影)   水草が美しかった。

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