? さくら繚乱  マツシマススム




さくら繚乱



※作品は左から右に並べて展示しておりますので、
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017 (1)    又兵衛桜 Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
1985年頃に奈良周辺から少しづつ人気が出ていた。
地元の写真家「吉田春秋」氏が日本カメラの風景に発表されたのを私が知ったのでした。
それから2〜3年後、日本の風景写真家で有名な竹内敏信氏が発表して火が付き・・・いつの間にか? 又兵衛桜となった。
それ迄、地元の人は本郷の桜と言っていた(1985年 ・ 春 ・ 撮影)。


017 (2)    朝 Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
当時は観光化されていなく、桜の下は小川が流れ前方は田園で菜の花もあって、長閑な山里の桜と云うイメージだった。
私は個人的に色々なクラブや千里よみうり文化センター(大阪)の教室の実習でも撮影会をしました。
マイたうん友の会の撮影会にバスを利用、日帰り撮影会を過去、数十回、数え切れない位アマチュアカメラマンを連れて行きました。
恐らく人数にして1、000名近く案内したと思っている(1986年春 ・撮影)。


017 (3)    桜の間 Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
又兵衛桜の後方に桃の花があり、桜と桃が当時も今も撮れますので日本の一本桜としたら、私は有数だと思っています。
JPS関西メンバーズ展で発表(1987年春 ・撮影)。


017 (4)    野焼きの間 Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
或る日、桜の前で野焼きをしていました、現在なら考えられない。
樹齢300年らしい古木の滝桜、県の保護樹になっている。
2000年の大河ドラマの葵徳川三代のオープニング映像で更に有名。
歴史的に大坂の役で活躍した戦国武将、後藤基次(又兵衛)にちなんだもの。
基次は大宇陀の地で暮らし、再興の時期を待ったと伝わり、
桜はその時の後藤家の屋敷跡にあるとか?(1985年春 ・ 撮影)。


017 (5)    小学生と桜 Nara Prefecture Uda City Hongo(奈良県宇陀市本郷)
当時、桜の前に田園があった、近くの小学生を登校前、モデルで歩いてもらった。
現在なら到底無理、個人情報時代、小学生を勝手に撮影は不可能になった。
親の承諾無しでは子供を勝手に撮れない事を覚えて下さい(1987年春 ・ 撮影)。


017 (6)    曇り日 A Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
デジタル時代は撮影日がハッキリわかる、データを見ると2015年4月5日
・ 絞りF11 ・シャッタースピード 1/200秒 ・ ISO800 ・ 曇り、便利になりました。
 手前の白いのはモクレンかコブシだと思う。
近所に元奈良の役所におられた向崎さんを知り毎年、電話で花の状況を知らせて頂いている。
色々と親切に教えてもらって感謝しています、ありがとう(2015年4月5日撮影)。


017 (7)    曇り日 B Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
作品は曇り日のため色合いが悪い、
一番良いのは早朝のAM7:30〜8:00頃だと思っているが? ツアーですので早くても11時頃です・・・
30年以上、毎年来ていますが・・・ 気に入る写真は中々出来ません。
この作品に点数を付けるなら30点です、写真はやはり光が大事です。
気に入ったら2〜3日はチャレンジする事だと思う(2015年4月5日撮影)。


017 (8)    夜 A Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
アナログのフイルム時代にストロボ光で撮影、写真クラブ写団寝屋川で夜間撮影しました。
クラブ員のヤマザキタケオ氏がニコンで入選されたのが思い出に残っています。
また、よみうり文化センター時代、有沢玲子さんがストロボ光で二科展に入選されたのが
いまだに名作となって思い出がよみがえります(1991年春 ・ 撮影)。


017 (9)    夜 B Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
30年前アナログ時代に1分程の露光だった。
今ならデジタルで5分とか? 星の流れが出ると思う、
当時夜間撮影する人は殆んどいなく、現在はどうだろうか?
多分、大勢の方が夜間撮影されていると思う(1986年春 ・ 撮影)。


017 (10)    多重撮影 Nara Prefecture Uda City Hongo(奈良県宇陀市本郷)
2018年春の作品です、4月8日に行きましたが? 既に峠を越し撮影する気はなく、
近所の向崎さんの家でコーヒーを御馳走になり、その後、近くに残り桜があったので多重撮影した。
アナログ時代から10年間は多重撮影を抑制していたが・・・
デジタルで多重撮影可能のカメラを手にして多重撮影を思い出した様にしている(2018年4月8日 ・ 撮影)。


017 (11)    雨日 A Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
私は自分で言うのは辛いですが・・・雨男です。
何だか分りませんが? 雨が多いのです、この日も雨でした。
然し!!雨の効果で背景に霧が僅かにあり・・・そう悪いとは思っていない。
決して雨でイヤだとか思った事は一度も有りません。
写真はその時しか写りませんので、良い時やそうでもない時等々、
かえって面白いと思っています(2015年4月5日撮影)。


017 (12)    雨日 B Nara Prefecture Uda City(奈良県宇陀市)
大阪から針インターを出て又兵衛桜に向かう途中でした、桜が満開だったので撮影。
データを見るとキャノンEOSキッスX5、絞りF11 ・ シャッタースピード 1/500秒 ・ ISO800と云うデータでした。
   キャノンもEOS30 ・ 40 ・ 50 ・キッス ・ 60Dとデジタル5台目。
生徒さん達が私より高級カメラを殆ど持っています、
いまだに私はカメラより技術と腕だと信じていますが?・・・時代遅れかな?(2015年4月5日撮影)。


017 (13)    多重 A Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
キャノン6Dから多重撮影可能、10年ぶりに多重をしました。
上の白いのはモクレン、下は桜です。
上と下のバランスが広過ぎたので上のモクレンを下に多重で移動しました。
現在はパソコン上で編集する方が殆んど私は昔人間、パソコンは出来ません(2018年4月7日撮影)。


017 (14)    多重 B Nara Prefecture Shimoichi Alley(奈良県下市町小路)
No15の桜の撮影に行きました、モクレンが1本切られていてボリュームがなくなっていました。
仕方なく多重でボリューム感を出して見ました、今の所、テストの段階です。
良いとは思わないが現実より少し良くなりました、多重も面白いです!!(2018年4月7日撮影)。


017 (15)    下市の春 Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
1987年アナログ時代から下市を毎年撮影し続けている、梅林からモクレン、桜と3〜4月は2〜3度訪れている。
撮影ツアーをしているので自分の得意で良く知っている所をついつい案内している。 富士コンネイチャーをはじめ
二科展 ・ JPS展他、色々なコンテストに入賞しているので知り尽くしているからだと思っている(1988年春 ・ 撮影)。


017 (16)    モクレンと桜 Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
下市の桜とモクレンは日本カメラ1993年発行、初心者のための写真入門風景編で下市や吉野の春を発表している。
絞りF10 ・ シャッタースピード 1/60秒 ・ ISO800、雨天だった(2015年4月5日撮影)。


017 (17)    夜桜 A Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
アナログ時代フイルムはフジ64T ・ タングステンタイプ ・ ISO128に増感した。 絞りF11 ・ シャッタースピード30秒、外付けストロボを使用。
生徒さんの山本久右衛門さんが2002年に加西市が主催した花のコンテストで入選されました。 審査員は高田誠三氏、浅井慎平さんと有名作家が審査した、
見た目より上手く撮れています。 自分で点数を付けるならば80点です(2001年春 ・ 撮影)。


017 (18)    夜桜 B Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
下市の丘の一本桜です。 No17と同じ桜の木、
電線が多く撮影はやりにくいですが、
アングルを工夫するとマアマアの作品なります。
夕暮れにストロボ使用し撮影しました(2000年春 ・ 撮影)。 


017 (19)    忘れ桜 Nara Prefecture(奈良県)
作品の桜は個人の家の庭に咲く一本桜です。
その家主は居なく閉ざされたまま・・・こんな立派な桜を放置されている。
奈良の山奥の僻地で車で行くのも大変な場所です、
知っている方は殆どいない穴場(1993年春 ・ 撮影)。


017 (20)    吉野の桜 Nara Prefecture Yoshino(奈良県吉野)
日本カメラ1993年 ・ 写真入門4 ・ 風景編で発表。
吉野の桜は現在2〜3年に一度は行きますが!! 5時過ぎでないと車が入れないので敬遠気味です。
歩くのが苦手で人も多く皆さんをツアーで案内するだけ(1992年春 ・ 撮影)。 


017 (21)    桜幻想 Nara Prefecture Yoshino(奈良県吉野)
千里よみうり文化センター時代の初期、
生徒さんの三坂康一氏、藤田玲子さんを個人で指導していた時の作品。
カメラのレンズに息を吹きかけて霧が出た様に見せる法です。
自然でなく作画創造の作品です(1987年春 ・ 撮影)。


017 (22)    山の間 Nara Prefecture(奈良県)
雨天の撮影ツアー、又兵衛桜へ行く途中でした。
カメラ:キャノンキッス×5 ・ 絞りF11 ・ シャッターオート ・ ISO800、
山の間に入れる様に計算しました。
私の中で桜も自然にテーマになっていました。
春、至る所で桜を撮影しています、
毎年桜を追い続けて40年になります(1015年4月5日撮影)。


017 (23)    山合い Nara Prefecture Shimoichi(奈良県下市町)
2018年の作品です、このギャラリーに作品を入れる頃の5月中旬頃、撮影は4月1日でした。
今年の桜は暖かいため1週間から10日間も早く開花しました、
桜の最高の時期は毎年少しづつ変化します、温度で変わります。
4月中旬、広島の庄原の大桜を求めて近く迄行きましたが落下と聞き、諦めました。
桜は思った様に中々上手く行きません(2018年4月1日撮影)。 


017 (24)    仏隆寺 Nara Prefecture Uda City Haibara Akahani(奈良県宇陀市榛原赤埴)
空海の高弟、堅恵が室生時の南門として創建したと聞く。
1985年頃、又兵衛桜の撮影をしている時、地元の方に教えて頂いた。
当時は現在の様にネットは無く、新聞のニュース、カメラ誌のガイドが主な被写体のニュース源。
当時ほとんど知られていなかった。
私は気に入り10年近く毎年続けて撮影に行き、ツアーでも数多く実施しました。
当時は千年桜とは言っていなかったが近年千年桜だと!!。
撮影時間は夕暮れ、5時〜6時頃だった、逆光線で美しく私の中で仏隆寺の桜は良い方だと思っている。
2018年には手前に桜が増えて、この作品とは同じイメージは出ない(1988年春 ・ 撮影)。


017 (25)    仏隆寺の夜 A  Nara Prefecture Uda City Haibara Akahani(奈良県宇陀市榛原赤埴)
アナログ時代、フジ64T タングステンタイプ ・ 絞りF11 ・ シャッタースピード1分30秒 ・ 光源は8ミリ用のビデオライトを使用。
LPL社のバッテリー型で重量はかなり重く大変だったが、ビデオライトを使う作家は全国でも私しか居なかったと思う。
最終的に3台、1台当たり24万円程、高価な機材を使う人は殆んどいなかったと思う。
またアイデアも知らないし私の自慢の写真でした。
日本カメラ、撮る風景No104号P95に発表(1987年春 ・ 撮影)。


017 (26)    仏隆寺の夜 B Nara Prefecture Uda City Haibara Akahani(奈良県宇陀市榛原赤埴) 
カメラはアサヒペンタックス6×7、光源はストロボ ・ 露光は1分 ・ ストロボ光は10発、
角度を色々変化しながら撮影しました。
1973年から2000年位まで夜間撮影は私の中で常識でした(1988年春 ・ 撮影)。


017 (27)    仏隆寺の夜 C  Nara Prefecture Uda City Haibara Akahani(奈良県宇陀市榛原赤埴)
カメラは同じくアサヒペンタックス6×7、絞り F16 ・ シャッタースピード5分でした。
光跡は当時の弟子さんに棚田を歩いてもらいました、夜ですので大変だったと思う。
私の棚田シリーズのギャラリーにある様に光を使う技法は日本の中でも僅かだった。
私は人と違う作品を目指していたからだった(1987年春 ・ 撮影)。


017 (28)    晴間 Nara Prefecture Uda City Haibara Akahani(奈良県宇陀市榛原赤埴)
絞り F16 ・ シャッタースピード 1/60秒 ・ 手持ち、ISO400、
デジタルだとデータが直ぐ分る。
2018年の作品ですが? 気に入っていません、
それは昔と桜の状態が変化しているからです。
棚田に数本、桜の樹が増えてかえって昔のイメージと違うからです。
今年は撮りたくなかったのですが?
すでに 又兵衛桜が終わっていたので
仕方なくこの仏隆寺の桜を皆さんを案内しました(2018年4月7日 ・ 撮影)。


017 (29)    桜落花 A Tsu、Mie Prefecture Misugi-cho Mitake(三重県津市美杉町三多気)
NHK守口文化センターのカルチャー実習です。
時期が遅くて桜は既に落花状態・・・しかし、落花は落花でまた良いと思う。
私は個人的に桜が散る時の方が好きです、特に桜吹雪が大好きです(2011年春 ・ 撮影)。


017 (30)    桜落花 B Tsu、Mie Prefecture Misugi-cho Mitake(三重県津市美杉町三多気)
桜が道路に散ってまた模様が美しくシャッターを押した。
池の中がより美しいですが? 川や池の中で動く桜は最も美しい、日本人の心です。
桜は花の中で一番だと私は思っている、その為でしょうか? 自然に季節が来れば桜の花も追いかけている。
まったく自然体で・・・今年は54年目です、ただし桜の時期の1ヶ月間だけです(2011年春 ・ 撮影)。


017 (31)    雨の窓 Mie Prefecture(三重県)
水滴は車の窓です、私は昔から車を利用した作画を工夫していた。
最初は車のライト、次は車の屋根を反射させて水面に反映した様に、3番目は車の窓の水滴です。
向こう側に桜のイメージが広がります。
アマチュア時代に数点入選した経験が有ります、
何事も工夫とアイデアで作画も楽しくなります(1984年春 ・ 撮影)。


017 (32)    満開 Nara Prefecture Tenri(奈良県天理市)
数年前、新聞で桜の季節に紹介されていた。
私の場合ツアーを計画しているので翌年か? 数年後行けたらと思っていた。
あまり有名でなく、天候は曇りだった。
それから下市方面へ私の知った所に桜やモクレンの撮影に、桜だけ撮影してもコンテストに入選するのは大変難しい。
朝 ・ 夕暮れ ・ 霧 ・ 雨 ・人物との競演と整わないと単なる桜だけではコンテストは・・・
私はアマチュア14年経験しプロで41年の経験から皆さんに伝えている(2017年春 ・ 撮影)。


017 (33)    樹影 Nara Prefecture Yoshino-cho(奈良県吉野町)
桜も時々終わっています。
15〜16年前、奈良の吉野山に行きました。
旅館に電話したら桜が残っていると云う事で一泊二日のツアーでしたが、
吉野山の中 ・ 上 ・ 奥とも全部落下していました。
その年の温度差で変化します。
地元の方に聞くと遅い時は5月上旬迄あるらしい、
2018年4月20日は終わっていました。
桜を探して中国、岡山方面に4月21日〜22日まで行きましたが
やはり終わっていました(2001年4月20日撮影)。


017 (34)    屏風岩桜 ? Nara Prefecture Uda-gun Sonivillage(奈良県宇陀郡曾爾村)
屏風桜は比較的遅くまで有り、奈良の吉野が終わっても間に合いました、
4月中旬から下旬が平均です。
私はカルチャー教室やツアーの講師をしていますので
日本各地や地元の関西等、あらゆる所へ撮影に行きました。
その中で良いと思っている所を案内しています。
山桜で868mの高地、樹齢100年を超えるとか?
ライトアップもされています(2002年春 ・ 撮影)。


017 (35)    屏風岩桜 ? Nara Prefecture Uda-Gun Sonivillage(奈良県宇陀郡曾爾村)
NHK守口教室は毎月1回は実習で残り1回は教室で選評、
1人(20点)と大サービスしています、千里よみうりでは5点でした。
この作品も実習作品です、晴天で山桜も良い状態でした。
アナログのフイルムで撮影、
守口の生徒さんも今だにアナログのフイルムを使用されている方が数名いらっしゃいます(2010年春 ・ 撮影)。


017 (36)    多重撮影 Nara Prefecture Uda-gun Sonivillage(奈良県宇陀郡曾爾村) 
教室の実習で作画しました。
私はアナログ時代は良く多重撮影を1日数回必ずノルマにして実施していました。
成功率は僅か1%から2%、10枚で1枚あればよい方です、
生徒さんにも教えていますが・・・殆んどされません。
悲しいけどあくまで自由、やりたければすれば良いし、諦めるのも方法(2009年春 ・ 撮影)。


017 (37)    湖畔の桜 Tsu、Mie Prefecture Misugi-cho Kinikeno dam(三重県津市三杉町 君ヶ野ダム)
桜の名所、約1500本の桜が君ヶ野ダムの湖畔に映る姿は圧巻と云われている、
私は15年前に良く行きました。
ソメイヨシノが湖に移る時がチャンス、私が行った日は雨上がりでした。
神戸の河本美繪子さんは二科会会友で頑張っています、
私のツアーで2冊の写真集を出版されました。
その中でモンゴル大草原は他のプロをしのぐ名作になっています、
この時も河本さんと一緒でした(2003年春 ・ 撮影)。


017 (38)    山霧 Tsu、Mie Prefecture Misugi-cho(三重県津市三杉町)
君ヶ野ダムへ桜の撮影に行く途中雨が降り大変でしたが・・・
雨後の桜として私は桜シリーズの中に最も気に入っています。
雨も時には写真の良さを表現出来ると常々言葉にしています。
同じものは2度と撮れません。
写真とはそんな特権を持ち合わせています、
自分で勝手に点数を付けて90点だと思っている(2003年春 ・ 撮影)。


017 (39)    山合い Mie Prefecture(三重県)
2018年春、朝日新聞に君ヶ野湖畔の桜が新聞の季節のスポットとして掲載されていました。
素晴らしい写真でした、桜も2月から5月と日本を横断します。
2017年は東北と信州にツアーで行きました。
そんなに良い条件でなく悪い方でした。
君ヶ野は私の所から3〜4時間で行ける三重県、
来年チャレンジしたいと思っています(2003年春 ・ 撮影)。


017 (40)    山桜 Mie Prefecture(三重県)
撮影した場所はハッキリ分りません、三重県の山合いでした。
近年デジタルに変りカメラ内に日付 ・ 時間 ・ データ ・ 他、ナビまでコンピューターの働きは凄いと思います。
 アナログは日付迄でしたが現在はナビ迄付いているとか・・・凄い時代(2003年春 ・ 撮影)。


017 (41)    山の霧 Mie Prefecture(三重県)
この作品も私は好きです、桜の向こうに霧が・・・大チャンスでした。
その数年後行きましたが、撮る気になれませんでした。 自然 ・ 光 ・ 空気、写真には色々な要素が含まれます。
単に写真と片付け出来ません、同じ作品は二度と有りません(2003年春 ・ 撮影)。


017 (42)    地蔵院の夜桜 Kyoto Prefacture Tsuzuki District Ide-cho(京都府綴喜郡井手町)
京都地蔵院の夜桜です、玉津岡神社の南隣にある枝垂桜、
京都丸山公園の枝垂桜と兄弟木にあたるとか?
作品は相当以前の作で当時はあまり夜間撮影する頃でなかった時代です。
アナログフイルムでストロボ発光して撮影しました。
作品は古い作ですので桜の状態が現在と変わっているかも?
日本カメラに発表(1978年春 ・ 撮影)。


017 (43)    夜の京都 Kyoto Prefacture(京都府)
夜桜をタングステンタイプ、フジ64Tフイルムで撮影、
デジタルと比較すると色合いとか違うかも?
アナログフイルムは現在のデジタルと多少違いますので?
色と深みが違ってきます。
良い時悪い時それぞれ特徴が有ります、
私はデジタルに変わってようやく10年ですが・・・
デジタルはアナログほど理解できていません(1979年春 ・ 撮影)。


017 (44)    夜の大桜 Kumamoto Prefacture Aso-gun Minamiaso-mura(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
九州で有名な一心行の夜桜です。
品種はヤマザクラ ・ 樹齢400年以上 ・ 高さ14m、
1999年テレビ朝日のニュースステーションの夜桜中継で有名になったらしいが・・・
私達はそれより5年前に2〜3年続けて行きました。
早朝から夜間迄、それはそれは大きくて立派な大桜です。
(1993年春 ・ 撮影)。 問い合わせ先 0967−67−1112


017 (45)    早朝 ? Kumamoto Prefacture Aso-gun Minamiaso-mura(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
日ノ出からの撮影でした、フイルムは私の得意、
タングステンタイプのフジ64T、現在は発売されていません。
ノーマルのR(リバーサル)は現在も発売されています。
私は既に2008年位からデジタルに転向して・・・ 当初二股でしたが
ここ6年はアナログフイルムは全く使用して居りません(1992年春 ・ 撮影)。


017 (46)    早朝 ? Kumamoto Prefacture Aso-gun Minamiaso-mura(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
当時、一心行の桜を知っている方は殆ど居なかったと思う。
現在ならこの時間だとカメラマンが30〜50人は写り込みます。
この日に写っている方は一人です、地元の人でしょう。
インドツアーで熊本から緒方信行さんが私のツアーに参加されました。
その後、素晴らしい写真集、悠々の大地.インドを出版され、私も頂きました。
写真家の巨匠、秋山庄太郎さんの敬愛されて自宅に招待したとお聞きしました。
緒方さんに案内してもらい撮影(1992年春 ・ 撮影)。


017 (47)    前ボケ技法 Kumamoto Prefacture Aso-gun Minamiaso-mura(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
菜の花が周辺に植樹され、阿蘇の山々を背景に堂々とした風格に
恐らく、日本の中でも名木ではないかと思っている。
九州の写真家、緒方信行さんに御礼を述べたい。
近年は桜と違う時期に通りますが、桜の阿蘇をもう一度訪れたいと思うこの頃です、
懐かしいです(1997年春 ・ 撮影)。


017 (48)    一心行桜 Kumamoto Prefacture Aso-gun Minamiaso-mura(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
3回目の一心行に行くと早朝でもボチボチカメラマンが・・・朝10時を過ぎると観光バスで大勢の観光客でした。
あまり人が多くなると私はどちらかと云うと遠ざかる主義、東北の三春の滝桜も既に遠ざかりました。
人が多すぎるのは嫌なのです(1998年春 ・ 撮影)。


017 (49)    1本桜 ? Toyama Prefacture Minami Tonami(富山県南砺波市)
作品が青いのは私が得意とするタングステンタイプのフジ64Tアナログで撮影。
2000年以後このフイルムも時々使用、
以前は1日撮影の中で3本〜5本ほど使用していました。
マイたうん信州桜ツアーの帰りに寄りました。
4月中旬なのに雪になり、差し歯が落ちるはで大変でした、
当時はフイルムカメラとデジタルカメラの両方で撮影しましたが、
このギャラリーにはアナログを使いました(2010年春 ・ 撮影)。


017 (50)    1本桜 ? Toyama Prefacture Minami Tonami(富山県南砺波市)
桜の名前は向野の桜(むかいののさくら)、呼び方が違います。
山田川の堤防にある江戸彼岸桜の大木です。
4月中旬ですが季節(温度)によって変わります、
参加者はベテラン武田雅男さん(奈良) ・ ダイコロの元編集人の太田さん ・ 山本公一さんの4人だった。
山本公一さんは遍路姿を合成して入選されています、色が赤いのはアナログコダックのフイルムです。
コダックは富士に比べて色合いが赤黄が強かった。
デジタルを信用してなくこの当時両方とも使いながら試していました(2010年春 ・ 撮影)。

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