川村登久子写真集 感動の旅から


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(1)    アメリカ
川村登久子さんは約30年写真教室と撮影ツアーに参加されました。
御主人、川村俊雄先生からのご依頼で2020年「感動の旅から」と云う写真集を出版しました。
その中で御本人が気に入った作品類似を関西女性フォトグループ展に出品。
アメリカ ホースシューベンド 格調のある作品、まさしく感動の旅です。


(2)    アメリカ
波のようにうねった岩、アメリカのザ・ウェイブ 川村登久子さんのカメラアイが伝わります。
構図は教室時代から上手でした。
よみうり千里文化センターのカルチャースクール時代、スパルタで教えました。
熱心さは人一倍です。
 


(3)    オーストラリア パース
 川村登久子さん自身は、世界の中でより大自然で、
誰でも簡単に行けない素晴らしい被写体を考えた旅を続けていました。
西オーストラリアのパースのウェーブロック大自然、景勝地として
良くTVの自然番組で見れる様になりました。川村さんはより早く知っています。


(4)    アルゼンチン&ブラジル
 川村登久子さんはイグアスの滝をアルゼンチン側とブラジル側両方から
撮影されています。デジタルだけで20万点以上の中から約3回見直して選びました。
調べてみるとユネスコ世界遺産。彼女は自然・文化と世界的にまさしく地球をテーマにしています。
写真集では虹が美しく表現されています。(川村登久子写真集 感動の旅)


(5)    日本 白鷺
 私の得意の琵琶湖知内浜です。私がこの知内浜の場所を知ったのは1981年頃。
クラブ員の荒平ヒロシ君の大親友の森成雄さんが発見しました。
私は先に地元の写団寝屋川のヤマザキタケオさん、三宅信男さん、菅原正行さんらに教え、
よみうり文化センター、マイたうん、撮影ツアーと延べ5,000人以上案内。
川村登久子さんは1990年前後案内しました。
当時アナログのフィルム タングステン64にストロボ(外付)で撮影。
今では白鷺が来なくなりこの作品も二度と撮れない貴重な作品になりました。


(6)    日本 長野県
 白樺の木が水面に映す映像です。かなり生前本人が気に入ってました。
三坂康一さんらとグループ「昴」を永年富士フォトサロンで開催され、
多分その中で使用されたかも?よみうり文化センター時代、三坂さんが写真クラブを作りたいので
全面指導する様に依頼されましたが?よみうり文化センターは中村吉之介先生の教室、
私はそこのスタッフで中村先生がリーダーですので、そちらに頼む様にアドバイスしました。


(7)    パタゴニア
 作品はパタゴニアの夕陽のフィッツロイの山々です。
川村登久子さんもアナログのフィルムからデジタルにどちらか迷う時代、
私も同じでした。校長の中村吉之介さんはアナログ派。
私が1994年JRセルヴィスギャラリーで個展した近江八景今昔展でデジタル加工8点出品。
話題になり入場者9,800名と大人気でした。中村先生は私にデジタルする人は
下手な人がするものと断言していました。2000年前後生徒達も又、
川村さん同様迷っていました。作品パタゴニアはアナログのフィルムです。
川村さんは2回訪れて2回目はデジタルでした。


(8)    スペイン 巡礼路
 夕陽です。サンチャゴ・デ・コンポステラで撮影されています。
エルサレム、バチカンに並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつで世界遺産。
NHK BSのグレートネイチャーか何かで見た事があります。ツアーで行かれていますので、
宿に着いても夕陽が良ければ1人でホテルの周りをよく撮影。
条件が良ければ夕暮れも撮影されています。


(9)    クロアチア
 クロアチアです。ジブリ映画(紅の豚)(魔女の宅急便)のモデルになった旧市街。
青い海のアドリア海に面し川村登久子さんは洗濯物が張られた街を熱心に撮影されています。
私自身、洗濯物のある風景は大好きでしたが、近年個人情報時代で撮影しづらくなっています。


(10)    南極
 南極に何回か行かれています。ドレーク海峡から見えた氷山を船上から撮影されています。
南極は空気が良いのでしょうか?空の色がまるでPLフィルターをした様にも見えます。
鳥の大きさでスケールも出ています。私も一度は行きたかった。
1990年代後半、名鉄の岡下彰さんに南極行こうと提案したら
最後にしましょう?と言ったのが忘れられない。


(11)    ペンギン
 ペンギンと雲。川村登久子さんはペンギンを数多く撮影されています。
ペンギンだけで写真集が出来ると思います。多分可愛かったのでしょうね…分かります。
私も行きたい…羨ましいです。今回編集をまかされ全点拝見して、全部行きたい国です。


(12)    南極
 氷山とペンギン。20万点より2,000点選出しました。
川村さんは撮影した画像はそのままで、色やコントラスト・
濃淡はありのままでしたので、私の生徒さんに協力して頂きました。
JPS会員の川内陽さん、川村登久子さんと北海道礼文島で一緒だった川村雅範さん、
30年前から知り合いの伊達兼敏さん3人の方に整理と色の修正をお願いしました。
編集段階では、デザインをダイコロ藤本かおりさん、文章修正を辻博明さんにお願いしました。
最終段階で川村登久子さんの2人の息子さんに文章校正をご協力頂き、
私も入れて8名で作成しました。


(13)    南極
 私が始めてクジラを見たのはニュージーランドでした。
次にカナダ、アラスカでは塩ふきだけ。北海道知床では何十回も見ています。
川村登久子さんは南極では随分撮影されています。同じ様なポーズを
私も何回か撮影しましたが、川村さんの方が光線が良く朝陽か夕陽の光線です。


(14)    ウユニ塩湖 最後の発表
 2019年川村登久子さんの最後の旅行となったウユニ塩湖、南米のボリビアです。
2019年関西女性フォトグループ展の発表になります。去年の7月頃、御主人の川村俊雄先生から
電話で写友の藤田玲子さんから出品をうながされた、と……ウユニ塩湖の写真を10点程見せて、
先生はこの作品に決めました。写友の藤田玲子さんも1986年頃千里よみうり文化センターの生徒さんで、
川村さんの先輩になります。藤田さんは生徒の中でも当時一番だったと思っております。
他でも大活躍、あの有名な秋山庄太郎先生がある日「玲子」と呼び捨てで呼んでいたのにびっくり。
それだけ藤田さんは有名だったのです。(二科展で良く入選)川村登久子さんと同じ高知出身で、
どこか気が合っていたと思っています。


(15)    ウユニ塩湖 星空
 ウユニ塩湖の夜、私はこれで充分撮れていると思っている。
約30年川村登久子さんと色々な所へ撮影して来たが、夜景と星は大変難しいのです。
デジタル時代でISO感度が上昇出来るので…川村さんはISO6400で撮影しています。
F3.5 30秒と云うデータです。当然三脚を使用されています。
彼女の夢であったウユニ塩湖の夜をラストに入れました。
この星のどこかで川村さんも輝いている事でしょう。
長い間ありがとう。そしてどの先生からも愛されていました。